ジムに興味はあっても「入会後に続かなくなったらどうしよう」と悩む人は多くいます。ジムの種類が多すぎて、どこに通ったら良いかわからなくなる人もいるでしょう。この記事ではジムの種類や初心者におすすめのジム、失敗しない選び方を解説します。
記事を読めば自分の目的に合ったジムの選び方がわかり、無理なく理想の体を目指せるようになります。ダイエットがしたい人は食事指導付きのジム、筋力アップを目指す人はマシンが充実したジムがおすすめです。ジムの設備やサポート内容にも注目して、継続して通いやすいジムを選びましょう。
ジムの種類と特徴

ジムには多様な種類があり、それぞれの設備や雰囲気、料金体系などは大きく異なります。以下の5種類のジムについて、特徴を解説します。
- 何でもそろった総合型フィットネスジム
- 自由に通える24時間運営のジム
- 安く始められる公営ジム
- 本気で結果を出せるパーソナルトレーニングジム
- 女性が安心して通える女性専用ジム
何でもそろった総合型フィットネスジム
総合型フィットネスジムはジム初心者や、さまざまな運動を試してみたい人に適した種類のジムです。一つの施設内でさまざまな運動を楽しめるため、飽きずに続けやすい点が大きな魅力です。総合型フィットネスジムでは、マシンを使ったトレーニング以外にも、以下の設備やプログラムが利用できます。
- プール
- ヨガ
- エアロビクス
- ダンス
- ジャグジー
- サウナ
総合型フィットネスジムにはスタッフが常駐しており、設備についてわからないことを気軽に尋ねられます。トレーニング方法についてアドバイスも受けられます。
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自由に通える24時間運営のジム

24時間運営のジムは、忙しい毎日の中でも自分のペースで運動を続けたい人におすすめです。ジムの営業時間を気にすることなく、自分にとって都合の良い時間を選んでトレーニングに集中できます。24時間運営のジムは、深夜や早朝には常駐スタッフがいないことが一般的です。
24時間運営のジムの設備はシンプルで、初心者が扱いやすい基本的なマシンがそろえられています。運営コストを抑え、手軽な価格帯のサービスが提供されています。スタッフや利用者同士の交流が少ないため、24時間運営のジムは黙々とトレーニングをしたい人にも最適です。
安く始められる公営ジム
自治体が運営している公営ジムは、民間のジムに比べて利用料金が格安に設定されています。公営ジムでは都度利用や回数券制度を設けている施設が多く、自分のペースで無理なく通えます。公営ジムは地域に住む人々の健康づくりを目的に運営されているため、ジム初心者や高齢者も安心して利用可能です。
公営ジムには、運動に必要な最低限のトレーニングマシンやダンベルなどが用意されています。専門的な指導が受けられない点や、営業時間が短い点などに注意が必要です。公営ジムは、費用を抑えながら自分のペースで運動をしたい人におすすめの種類のジムです。
本気で結果を出せるパーソナルトレーニングジム

本気で理想の体を目指したい人は、パーソナルトレーニングジムがおすすめです。専門のトレーナーがマンツーマンで丁寧に指導するため、運動が苦手な人も安心してトレーニングを始められます。パーソナルトレーニングでは、以下の手厚いサポートが提供されます。
- 専門的な運動指導
- 個人に合わせたトレーニングメニューの作成
- 食事指導
- モチベーション維持のサポート
多くのパーソナルトレーニングジムは完全予約制のため、周りの目を気にすることなくトレーニングに集中できます。効率良く結果を出すことを重視したプログラムが用意されているため、短期集中型の人にもおすすめです。
女性が安心して通える女性専用ジム
男性の会員がいない女性専用ジムでは、汗をかくことや服装などを気にせずにリラックスしてトレーニングができます。女性特有の体の悩みや目標達成をサポートするプログラムが充実している点は、女性専用ジムのメリットです。
女性の体格に合わせた小型マシンやエステ機器、パウダールームなどの設備を整えているジムもあります。夜間に通うことが多い人は、ICカードや顔認証、監視カメラなどのセキュリティが充実している女性専用ジムも選択可能です。
ジムの種類の選び方で失敗しないためのポイント

ジムの種類の選び方で失敗しないためのポイントは、以下のとおりです。
- トレーニングの目的に合ったジムかを確認する
- 通いやすい立地と営業時間かどうかを確認する
- 料金プランとサービス内容を比較する
- ジム設備の充実度を確認する
- スタッフの質やサポート体制を確認する
- 無料体験や見学で雰囲気を確かめる
トレーニングの目的に合ったジムかを確認する
トレーニングを長続きさせ、期待通りの結果を得るためには、自分の目的に合った種類のジムを選ぶ必要があります。ジムを選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。
- ジムが推奨するトレーニングは厳しすぎないか
- ボディメイクプログラムはあるか
- マシンの使い方のサポートは受けられるか
- 筋トレ以外の運動の選択肢もあるか
- 食事やトレーニングの指導が受けられるか
通いやすい立地と営業時間かどうかを確認する

ジム通いが負担にならないよう、立地や営業時間について以下の点を確認しましょう。
- 自宅や職場からの距離
- 電車やバスなどの交通の便
- 最寄り駅からの距離
- 駐車場や駐輪スペースの有無
- 深夜・早朝営業の有無
- 祝祭日の営業時間
営業時間と自分が利用したい時間と重なっていることは、ジム通いを長続きさせるために重要なポイントです。自宅や職場からジムが近ければ、仕事の前後や買い物ついでに気軽に立ち寄れます。雨の日の交通手段についても調べておくと、ジム通いのモチベーションが天候に左右されずに済みます。
料金プランとサービス内容を比較する
ジムの種類によって料金プランやサービス内容は大きく異なります。以下の内容が自分の予算や目的に合っているか、慎重に確認しましょう。
- 初期費用・月会費の総額
- 料金プランの内容
- オプション料金
- 解約条件や違約金
- 支払い方法
- 初心者向け無料サポート
- キャンペーン・割引
- 休会・退会制度
ジムにかかる費用は月会費だけでなく、入会金や事務手数料、オプション費用を含めた総額を把握しましょう。料金プランには「通い放題」「月○回まで」などの種類があり、自分の通うペースに合わせて選ぶ必要があります。途中で通えなくなった場合に備えて、休会制度についても確認しておくと安心です。
ジム設備の充実度を確認する

ジムの設備の充実度は、気持ち良くトレーニングを続けるために重要な要素の一つです。筋トレマシンや有酸素運動マシン、軽量器具などのうち、自分が使いたい種類がそろっているかを確かめましょう。トレーニング後に汗を洗い流してすっきりと帰りたい場合は、シャワー室を設置しているジムがおすすめです。
トレーニングウェアやタオルの貸し出しサービスがあるジムを選べば、毎回持参したり洗濯したりする手間が省けます。快適なジムを選ぶために、実際に利用する場面をイメージしながら設備を確認しましょう。
スタッフの質やサポート体制を確認する
ジムに専門知識が豊富で親切なスタッフがいれば、より効率的なトレーニング方法を教えてもらえます。スタッフの存在は、トレーニングの途中でモチベーションが下がったときの心の支えにもなります。ジムのスタッフの質やサポート体制については、以下の点を確認しましょう。
- 初心者への指導経験が豊富か
- マシンの使い方を丁寧に説明してくれるか
- 個別メニューを提案してくれるか
- フォームのチェックが受けられるか
- 質問や相談がしやすい雰囲気かどうか
- 無理のない範囲の目標を設定してくれるか
無料体験や見学で雰囲気を確かめる
無料体験や見学を利用して実際の雰囲気を自分の目で確かめれば、後悔しないジム選びができます。以下の点を見極めることがおすすめです。
- スタッフの対応は親切か
- スタッフの説明はわかりやすいか
- 施設全体は清潔か
- 無理に契約を進められることはないか
- 直感的に通い続けられそうか
施設やスタッフだけでなく、利用者の雰囲気もチェックしましょう。ジムが混雑する時間帯を選んで見学し、設備を快適に使えるかどうか確認することも良い方法です。
【目的別】初心者におすすめのジムの種類

初心者におすすめの3種類のジムを、目的別に紹介します。
- ダイエットしたい人におすすめのジム
- 筋力アップを目指す人におすすめのジム
- 健康維持が目的の人におすすめのジム
ダイエットしたい人におすすめのジム
ダイエットしたい人には、目標達成まで無理なく継続できるプログラムが整っているジムがおすすめです。筋トレ以外のスタジオプログラムが充実していると、飽きずに運動を続けられます。効率良く脂肪を燃やせる有酸素運動マシンが整っているジムもダイエットに適しています。
健康的なダイエットをするためには、ジムの食事管理サポートが効果的です。丁寧なサポートが受けられるジムを選べば、ダイエットのモチベーションが下がったときに挫折することを防げます。
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筋力アップを目指す人におすすめのジム

筋力アップのためには、自分に合った負荷で、狙った筋肉へ的確にアプローチする必要があります。筋力アップを目指す人は、自分に合った種類のマシンがそろっているジムを選びましょう。多様なマシンが用意されている総合フィットネスジムでは、バランス良く全身の筋肉が鍛えられます。
正しいフォームや自分に合ったトレーニングメニューを知りたい場合は、パーソナルトレーニングジムが最適です。トレーナーが常駐しているジムでは、自分のペースでトレーニングを進めつつ、わからない点は気軽に質問できます。
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健康維持が目的の人におすすめのジム
健康維持が目的の人は無理に筋肉を鍛えるのではなく、軽めの運動を継続することを重視してください。女性専用ジムや公営ジムなどは、運動経験が少ない人でも敷居が低く、気軽に通い始められます。プールやウォーキングマシンで低負荷の運動ができる総合型ジムも、長く続けやすい特徴があります。
ジムが提供しているプログラムは、代謝を高めたり、姿勢を整えたりする運動を中心に選びましょう。自分の体力や生活リズムに合ったジムを選び、無理なく楽しく続けることが健康維持のコツです。
ジムの種類の選び方に関するよくある質問

ジムの種類の選び方に関する、以下の質問に回答します。
- 混雑しにくいジムの種類は?
- 人見知りでも通いやすいジムの種類は?
- ジムを途中で変えてもいいの?
混雑しにくいジムの種類は?
運営方法や料金設定、施設の広さなどは、ジムの混み具合に影響する要素です。以下の種類のジムを選ぶと、混雑を避けられる可能性があります。
- 自分のペースで通える24時間運営のジム
- 完全予約制のパーソナルトレーニングジム
- 会員数に上限を設けているジム
- 比較的高価格帯なジム
- 施設が広く、マシン台数の多いジム
人見知りでも通いやすいジムの種類は?

人見知りの人でも気兼ねなく通えるジムはあります。スタッフや他の利用者がいない時間帯を狙って24時間運営のジムに行けば、1人きりのトレーニングが可能です。マンツーマン指導のパーソナルトレーニングジムでは、他の利用者の目線を気にせずにトレーニングに集中できます。
公営ジムは利用者同士の関わり合いが薄く、互いに干渉しない雰囲気があります。人見知りの女性には、男性の目を気にせずトレーニングができる女性専用ジムもおすすめです。
ジムを途中で変えてもいいの?
ジムを途中で変えることは、まったく問題ありません。トレーニングをしているうちに、目的や気分が変わることはよくあります。新鮮な気持ちでトレーニングに取り組めて、モチベーションが上がる点は新しいジムに行くメリットです。今のジムが合わないと感じる場合は、無理に継続する必要はありません。
ジムを変える際は、事前に今通っているジムの契約期間と解約金の有無を確認しましょう。新しいジムを決める前に見学や体験に行き、本当に自分に合うかを確かめれば、入会後に後悔する事態を避けられます。
自分の目標にぴったりのジムを選んで体づくりを成功させよう

ジムには総合型フィットネスジムや24時間運営のジム、公営ジムなど、さまざまな種類があります。ジム選びで失敗しないためには、自分の目的と合っているか、立地や営業時間は通いやすいかなどを確認する必要があります。初心者が通い始める際は、丁寧なサポートが受けられるジムや低負荷の運動ができるジムがおすすめです。
人見知りの人は、利用者の少ない時間帯を選べる24時間運営のジムや、パーソナルトレーニングジムなども選択可能です。自分に最適なジムを見つければ、運動が楽しくなり、目標を達成しやすくなります。記事を参考に、楽しく通い続けられるジムを探してみてください。
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