今回は、ダンベルプルオーバーについて解説します。
- なぜダンベルプルオーバーなの?
- ダンベルプルオーバーって何?
- やり方がわからない…
あまり聞きなれないメニューなので、このように思った方もいるのではないでしょうか?

ダンベルプルオーバーは、大胸筋、広背筋、大円筋を鍛えることができます。
プレス系やフライ系とは、違った刺激を与えることができるので、胸トレのマンネリ化、防止にもおすすめの筋トレ法です。
「大胸筋の成長に行き詰まりを感じ始めた」
「最近、思うように大胸筋に筋肉がつかない」
そんな方は、ぜひ!新しい刺激のダンベルプルオーバーを試してみてください。
ダンベルプルオーバーで鍛えられる部位

- 大胸筋(胸)
- 広背筋(背中)
- 大円筋(背中)
ダンベルプルオーバーで鍛えられる部位は、上記の他にも小胸筋、上腕三頭筋や前鋸筋などにも効きます。
フライ系やプレス系とはまた、違った刺激を与えることがでるので、大胸筋停滞期におすすめです。
では早速、やり方を見ていきましょう!
ダンベルプルオーバーのやり方

- ベンチに仰向けになるように寝る
- ダンベルを引っ掛けるように、1つだけダンベルを持つ。
- 肘を伸ばし真っ直ぐ上にかまえる
- 両腕を伸ばしたまま、ゆっくりと頭の後ろへ下げていく
- ダンベルを頭の位置まで下げたら元の位置へ(3に戻り、繰り返す)
ダンベルプルオーバーは、ベンチに仰向けになり両手でダンベルを上下に動かす動作です。
いつもやっている、プレス系やフライ系とは、少し動作が違いますので、しっかりと確認をしてから望みましょう。
早く行うのではなく、ゆっくりと意識しながら行います。
わかりやすい動画はこちら⬇︎
ダンベルプルオーバー動画で解説!
ダンベルプルオーバーは、肘を伸ばしたり、曲げたりすることで効いてくる箇所が変わってきます。
ダンベルプルオーバーのポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください⬇︎
- 可動域を大きくする
- 反動を付けずに筋肉で持ち上げる
- 重さは少し軽めで行う
- 肩甲骨のストレッチを行ってからする
自分の一番効かせたい部位を意識して行うようにしましょう!
※トレーニングを行う際は、準備体操をしてからにしましょう。
8回〜12回できる重量にする

上記のポイントを押さえながら、8~12回×3セットできる重量にセットしましょう。
8~12回が、一番筋肥大に効果的だと言われています。
参考書籍はこちら⬇︎
また、肩関節を可動させるので、入念にストレッチをしておくと、可動域が広がり更に効果が期待できます。

最初は丁度いい重さと感じたモノより、少しだけ軽いモノにしておきましょう。
本来、逆の働きをする大胸筋と広背筋を一緒に鍛えれるので、ぜひ!取り入れてください。
ダンベルプルオーバー肘の使い方を確認

ダンベルプルオーバーは「肘の使い方」で筋肉への負荷が変わってきます。
- 肘を曲げると「大胸筋」
- 肘を伸ばすと「広背筋」
ぜひ、仰向けになって確認してみてください。負荷の入り方の違いを感じることができます。
肘を曲げて大胸筋を狙って鍛えるのですが、広背筋も全く使わないわけでは無いので、多少疲弊しても問題ありません。
腰痛には要注意

ダンベルプルオーバーで、腰を反らせ過ぎると大変危険です。
ポイントは、ダンベルを下ろすときに、一緒に腰を落とし、上げるときも一緒に腰を上げましょう。
腰の負担を減らすだけではなく、このような動作で行えば筋肉がより収縮します。
無理な体勢で行ったり、過度の重量での筋トレは体を壊します。

仰向けのやり方がきつい場合、ベンチを背もたれにして、お尻を下げて行うといいですよ。
まとめ:ダンベルプルオーバーはめずらしい縦方向の刺激を与えることができる

ダンベルプルオーバーは、大胸筋メニューの中ではめずらしい「縦方向の刺激」です。

通常、プレス系やフライ系は、横方向の刺激を与えて大胸筋に負荷を与えます。
なので、大胸筋にとっては新しい刺激になります。筋トレメニューのマンネリ化防止にもなりますので取り入れてみてください。
ただし…追い込み過ぎると、顔にダンベルが落ちてきそうになる場合があるので、注意して行いましょう。
この記事で紹介したポイントは下記の通りです。⬇︎
- 可動域を大きくする
- 反動を付けずに筋肉で持ち上げる
- 重さは少し軽めで行う
- 肩甲骨のストレッチを行ってからする
同じメニューばかりになっている方は、ぜひ!ダンベルプルオーバーで大胸筋に新しい刺激を与えましょう。



コメント